しばらく暑い日が続いていましたが、台風の影響により気候の温度差が激しくなってきました。
気温の変化を常に意識して、体調管理には十分に気をつけないといけないですね。
夏は台風の他にゲリラ豪雨などもありますので、今もなお復旧作業が行なわれている東日本大震災の被災地に二次災害が起こらないか心配です。
今回は毎年行なわれている庭師さんによる「松の手入れ作業」をレポートしたいと思います。
皆さんも聞いたことがあるかもしれないですが、松の剪定は非常に難しく、松の木は他の木と違い間違えて切ってしまうと芽が出ず、気をつけて切らないようにしないといけない為、立派に剪定できるようなるまでに時間が掛かるそうです。
まず、松の手入れをする前に土壌に生えてきた雑草は放っておくと必要な養分を奪ってしまうので、すべて取り除かなくてはいけません。
除草を終えたら、松の手入れのメイン「剪定」です。
丈夫な良い松を育てるためには、結実調整や茂りすぎた枝をすかして風通しや光合成の効率をあげることが大事で樹形を維持するためには余分な位置の枝を省いて、また絡んで行く枝も落とさなければいけないそうです。
背の高い松を剪定する際は、足場の確保をします。
以前、社長宅で剪定中に落ちて病院に運ばれた事もあるそうで危険な仕事ですね。
この日は太陽の日差しがジリジリと体に伝わる暑さでしたが、庭師の皆さんは元気に声を掛け合いながら、枝ごとに分かれて作業をされていました。
きれいな丸の形に剪定されました。
剪定後は、樹木に付いてしまった害虫を駆除や予防するための消毒作業を行います。
害虫を駆除しないと枯れてしまったり痛んでしまう恐れがあるので、必要な作業だそうです。
松を育てていくのは簡単では無いと知ることができたので、日ごろから社員一同で松が痛まないように管理していかないといけないですね。
今回ご協力いただいた庭師の皆さんです。
徳本さん、加川さん、恒森さん、ありがとうございました。